神奈川県横浜市 タイ古式マッサージスクール YTM 横浜タイマッサージスクール

 
 
 
     
 
Q1. タイ古式マッサージとはどんな手技ですか?

Q2. バンコクスタイルとチェンマイスタイル、どちらを学ぶと良いのでしょう?

Q3. たくさんのタイ古式マッサージスクールがあり、どれが良いのかわかりません。

Q4. タイ政府認定校とはなんですか?

Q5. レッスン料の支払い方法は?

Q6. 受講資格はありますか?

Q7. どれぐらいの期間が必要ですか?

Q8. おススメのコースはどれですか?

Q9. レッスンはどんな雰囲気ですか?

Q10. レッスンの予約方法は?

Q11. チェンマイITM本校に編入学できますか?
 
 
Q1.タイ古式マッサージとはどんな手技ですか?
 
A.講師がタイマッサージを施術していていつも感じるのは、「タイマッサージは固いものを柔らかくする仕事ではない」ということです。つまり、もみほぐし店などが行なっているような、固くなった表面の筋肉を一時的に柔らかくすることは、タイマッサージの目標ではないのです。タイマッサージの目標は、もっと奥深くにある筋肉や、関節の可動域、神経と筋肉と靭帯のバランス、体液に働きかけることです。

タイマッサージは、精神や神経にも強く働きかけます。きちんとした教育と訓練を受けたプロが行うタイマッサージは、ほかのボディケアに比べると、わざとらしいぐらいにゆっくりしたスピードで、圧が身体の奥深くまで浸み込むように行なわれます。意識的にゆっくりと、ゆっくりとしている中にもリズムがあるじんわりとした圧を、体中の神経に伝えることにより、「あなたは今、安心して大丈夫、リラックスして大丈夫」という信号を、相手の脳に送ります。深いリラックスを促すその信号は、やがて自律神経をコントロールしている脳の中央に届き、知らず知らずのうちにストレスでトゲトゲしていた心が、リラックスの方にスイッチを切り替えます。意識不明になりそうなところで、指圧やストレッチなどの刺激で引き戻され、またゆっくりとした圧で催眠術のように向こうの世界に落とされていく。それはまるでヨガの瞑想をしている時のような、半分起きていて半分寝ているような状態、「半覚半眠」状態です。施術を受けた人は、ただ単に表面の筋肉がほぐされるだけではなく、トゲトゲしていた神経までリラックスさせられます。上手なセラピストの施術を受けると、「千の波で身体を癒されている」ような感覚になると言われていますので、身体だけではなく心まで届くボディワーク、それがタイマッサージだと言えるかもしれません。

 
Q2.バンコクスタイルとチェンマイスタイル、どちらを学ぶと良いのでしょう?
 
A.タイ古式マッサージには、タイ国内の地方それぞれに様々なスタイルが在ります。世界的によく知られているのは、バンコク式(ワット・ポースタイル)とチェンマイ式(ランナースタイル)の二つなので、私たち日本人はタイマッサージをこの二つのスタイルに分けたがりますが、タイ国内ではこのような分け方はしません。外国人がタイの国外からタイマッサージを見た時に、特に目立つスタイルがこの二つなので、これしか無いように誤解しているだけのことです。私たち外国人が普段接触する機会の少ない、地方のタイマッサージも含めて、タイマッサージはどれもタイマッサージ、本来一つのものです。外国人がスクールで学ぶリラクゼーション用タイマッサージの他に、タイ人であれば病院で健康保険適用になる、国家資格を持つ者だけが行なえる医療タイマッサージもあり、その全てがタイマッサージです。

とは言え、私たち外国人が手軽に学ぶことができるのは、バンコクで行なわれているスタイルと、チェンマイのスクールで誰でも学ぶことができるスタイルの二つですので、あえてこの二つの道を比べてみて、初めて学ぶ方にお勧めするのは《チェンマイ式》のタイマッサージです。

ランナー(北方)スタイルとも呼ばれるチェンマイ式のタイ古式マッサージには、インドヨガの影響がたくさん残されています。ヨガのポーズを寝ている相手にさせてあげる発想なので、相手に密着してストレッチを行なう技が数多くあります。先ほど述べたように、「効果があれば何でもあり」の世界観、昔の農民が家族間で行なっていたタイマッサージそのままなので、相手の身体をまたいだり、密着したり、時には踏んづけたり乗ったりするバリエーションがたくさん残っています。ですからチェンマイスタイルはタイマッサージの原型でもあり、手数もバンコク式に比べると4~5倍以上(似たようなもの、特殊なものも数えるともっと多い)の量があります。ですから技を覚えるのに最初は苦労しますが、練習してできるようになってしまうと、飽きずに長年続けられ、しかも施術していて楽しく感じられるスタイルです。

これを書いている講師は、最初にバンコク式を習いました。肩こりや腰痛を抱えることが多い日本人には、一定の圧でたくさん指圧をしてくれるバンコク式のマッサージはとても気持ちの良いものです。バンコク式にはバンコク式の良さがあります。

しかし、初めてタイマッサージを習う方にはやはりチェンマイ式のタイマッサージをお勧めします。なぜなら、筆者である講師が両方学んで感じたことなのですが、チェンマイスタイルのタイマッサージの方が、単純にやっていて「楽しい!」からです。楽しいと練習するのが苦になりませんし、できるようになるとうれしい。そして飽きない。たくさん施術してうまくなるほど、施術が楽しくなってきます。多くの練習が必要な初心者にとって、この「楽しい」と感じられる経験は、とても助かります。やっていて「楽しい」ことが、練習を続けるモチベーションになるのです。

横浜タイマッサージスクールのコースで言えば、ITM‐レベル1とレベル2が、チェンマイ式マッサージの基礎コースとなります。
 
 
Q3.たくさんのタイ古式マッサージスクールがあり、どこに入学したら良いのか迷っています。
A.西洋のことわざに"Bring a good reputation to the seven schools."(七つの学校に良い評判をもたらしなさい)というのがあるそうです。これは「一つのことを極めたいなら色んな学校、色んな先生から学びなさい」という意味だそうです。確かに色んなタイマッサージスクールに行ってみることは良いことです。筆者である講師も、実際にタイで数ヶ所のタイマッサージスクールで学び、たくさんの先生から教えを受けました。

その中で何度も経験したのは、テキストの写真やイラスト上では、前の学校で練習したのと全く同じ技に見えたとしても、学校や教える先生により、理解や味付けが全然違う、ということです。前の学校で似たような技を学んだので、自信を持ってやってみると、今の先生からは「違う、そうではない」とダメ出しをされます。ですから初心者がやみくもにスクールや担当講師を変えると、教えるスクールや先生によって違うことを言われる事態に戸惑い、混乱してしまいます。ですから最初は、自分がピンとくる学校、先生を選んだら、しばらくはその教えに集中し、ひたすら言われたとおりに練習して基礎固めをすべきです。あちらこちらとつまみ食いのように断片的な知識を寄せ集めて、結局何一つ自信が持てないまま何年も無駄にしてしまう方がいらっしゃるのは、とても残念です。

スクール選びで迷ってしまっている方は、とりあえず当校で【ITM レベル1】と【ITM レベル2】を学ぶことをおすすめします。《ITM》のカリキュラムは、世界的知名度と教育実績を認められ、タイ王室から3度の表彰を受けています。また、初心者が学びやすい組み立てになっており、実際に現場で使っても安全で効果が高い内容になっているため、タイの保健省からも認定を受けているカリキュラムです。もしあなたが、どのスクールに入学しようか迷っているのなら、横浜タイマッサージスクールで、世界的有名校《ITM》のカリキュラムを学び、まずは自分の基礎技術をしっかりと固めてみてください。他の教えを受けるのはその後からでも決して遅くはありません。


 
Q4. タイ政府認定校ってなんですか?
 
A.どのタイマッサージスクールに通おうかといろいろ調べると、「タイ政府認定校」とか、「あなたもタイ政府認定セラピストに!」のようなキャッチフレーズを目にします。なんだかすごい資格のような気がしますね。本格的です。でもがっかりさせて申し訳ないのですが、日本には「タイ政府認定校」はありません。タイ政府が日本やアメリカなど外国にあるマッサージ学校を認定することはありません。また、外国に分校を作ることをタイ政府は認めていません。日本にあり得るのは「タイ政府認定校を卒業した講師が教える」タイマッサージスクールです。タイ本国のスクールにフランチャイズ料を支払い、姉妹校として認められている日本のスクールも、タイ政府の認定を受けているわけではありません。繰り返しになりますが、日本にはタイ政府認定スクールは存在しません。

もちろんタイ本国には実際に「タイ政府認定校」という制度があります。タイ政府認定校には、教育省認定校と保健省認定校の2種類があります。ほとんどが教育省の認定だけを受けています。保健省に認定を受けている学校はタイ全土でも数えるほどしかありません。学校施設の充実、施設内の清潔感、スタッフの質、カリキュラムの品質と安全性など厳しい審査を受けて認可されます。しかし本当はそうでないのに、勝手にパンフレットやホームページで「うちはタイ政府認定校です。」と名乗ってもそのまま放置されていることがありますので、そのスクールが本当にタイ政府の認定を受けているのかどうかは、普通外国人の私たちにはわかりません。

タイマッサージ店のホームページを見ていますと、時々、セラピストのプロフィール欄に「タイ政府認定セラピスト」などと表記されている場合がありますが、それは言い過ぎです。タイにはタイマッサージ師の国家資格がありますが、外国人はそれを取得することはほとんど不可能です。タイの専門学校に3年間通い、タイの国家試験をタイ語で受けて合格したタイマッサージ師は、健康保険が適用されるタイマッサージをタイの病院で施術します。一方、ITMやオンスクール、CCAなど、民間のスクールで学んだ外国人は、卒業した学校が認定校だっただけで、その人が認定されたわけではありません。自分のプロフィールにどうしても資格をアピールしたいなら、「タイ政府認定校《卒業》セラピスト」です。


横浜タイマッサージスクールで学ぶことができる【ITM】のカリキュラムは、タイ教育省とタイ保健省のW認定を受けたものです。横浜タイマッサージスクールの講師は、【ITM】の上級講師資格があり、日本で卒業生の認定を行なうことを【ITM】本校に許可されています。ですから横浜タイマッサージスクールで【ITM】カリキュラムを学んだ方は「タイ政府認定校卒業セラピスト」と、自信をもってプロフィールに記載してください。

Q5.レッスン料の支払い方法は?
A.現金、銀行振り込みでのお支払いが可能です。銀行振込をご希望の方には、振込先をメールでお知らせ致します。現金でのお支払いをご希望の方は、レッスン初日の申し込み手続きの際にお支払いください。
 
Q6. 受講に必要な資格はありますか?
A.職業としてタイマッサージを行なえる方を養成するため、15歳以上、60歳未満の健康な方に限らせていただきます。マッサージの経験は不問です。
 
Q7. どれぐらいでレッスンを終えられますか?
 A.ひとつのコースを終わらせるために、週一回3時間ほどのペースで、2カ月ぐらい通う方が多いです。できるだけ早く修了するために、一日のレッスン時間を6時間ぐらいの長めにして、4,5日間の短期で終わらせる方もいらっしゃいます。何か月もゆっくりと時間をかけて学ぶ方もいらっしゃいますが、最初の方に習ったことを忘れてしまいますので、あまり長期間にならないようにすることをお勧めします。
 
Q8. おすすめのコースはどれですか?
A.世界的に有名なタイマッサージスクール、チェンマイの【ITM】から認定証が発行されるコース、【ITMレベル1】から【ITMレベル3】です。このコースはタイ保険省と教育省両方の認可を受けているカリキュラムです。

【ITM 1】と【ITM 2】では、タイマッサージの基礎を学びます。ITMで学ぶチェンマイ地方のタイマッサージは、ヨガの要素を取り入れたストレッチ系の技が多く、1と2両方を修了しますと、施術時間にして4時間分の技を手に入れることになります。

【ITM 3】では、タイマッサージの土台となる基礎理論を学び、さらに高度なストレッチ技を身に着けます。 
Q9. レッスンはどんな雰囲気で行われますか?
A.基本的には、フレンドリー、気楽な雰囲気で楽しくレッスンが行なわれます。レッスンを実際に体験されたい方にお勧めの【体験コース】がありますのでご利用ください。
 
Q10 .レッスンの予約方法は?
A.午前10時から夜9時までの間で、1単位3時間から自分の都合に合わせて希望の日時を申告してください。予約が空いている限り、受講可能です。
 
Q11 .チェンマイITMに編入学することはできますか?
できます。日本でITMレベル1からレベル4を取得して、チェンマイITM本校の講師養成コースに編入学するプランがお勧めです。講師養成コースだけでもチェンマイに2週間から1か月は滞在しなければなりません。日本でできるかぎりのコース習得をしておくなら、タイでの滞在期間を短縮することができます。